2009年12月15日火曜日

若沖ワンダーランドへ。

天候に恵まれた久々の休日、どこかへぶらっと行きたいなと・・
そういえばMIHOMuseumであれやってたな!!
前に建築目当てで来たことがあったが、静かな自然の中に異質な建物がうまく調和していたのが記憶に残る。
滋賀でもここまで南に来ることは滅多にないので今日はゆっくりドライブだ。
信楽って良いとこだけど意外に遠いから・・

駐車場から美術館までのアプローチが結構長いんだけど、このトンネルがこの先にある景色の想像を膨らます。

美術館側から振り返り。
この美術館の設計はI・M・ペイ氏で、あのルーブルのガラスのピラミッドの設計者でもあるすごい人。


お昼は館内のカフェでランチ。食材は全て化学肥料や有機肥料を使うことなく作られた物ばかり自然が持つ本来のおいしさ。オススメです。

若沖ワンダーランド、そのタイトル通り伊藤若沖の素晴らしい世界と楽しめた。
繊細でダイナミック、居そうで居ない現実離れした若沖の絵は、今でも全く古さを感じさせない素晴らしい世界でした。

2009年11月3日火曜日

久々に山へ・・
休日も殆ど仕事で、たまの休みは天気が悪く今年は本当に山に行けなかった。
今回も連休で本当は穂高辺りを目指したかったのだけどあいにくの天気で火曜に日帰り駒ヶ岳へ

朝4時起きで5時に家を出発(若干寝坊・・)
7時発のバス&ゴンドラに乗りたかったので高速を飛ばした!!
何とか5分前に駒ヶ根へ到着、朝一のオフシーズンガラガラのバスへ乗った
下から見上げてる分には良い天気だったのに、上へ登ってくるとガスで真っ白
とにかく寒い・・、
まあこの時期だし、ある程度は覚悟してきてるので服装は問題ないが歩き出すと足元に白い物が・・
雪だ。昨日の雨は山の上では雪だったんだ!
往復4時間のショートコース
気温は0度 谷間に流れ込む強風は、体感温度をマイナスにまで下げる。
かなり辛かったが時折覗く、とことん青い空がこの辛さを緩和して喜びに変えてくれる



これも冬にしか見られない自然のArt
山頂到着!!誰もいない静かな山頂で早速コーヒーを湧かし体を温める。

もう100メートルも登れば雲の上へ立てそうなんだけどなかなか切れない雲・・

帰りは、完全に冬山。寒い〜!!
下山後、こんなにでっかいカボチャを発見。
美味しくは見えないがインパクト大。
さっきまでの天気が嘘のように、薄着でもいけそうな陽気。
実は今回の目的、メインはここ「分杭峠
駒ヶ根インターより車で30分程走らせると到着。
何があるかというと見ての通り何もない、だたここには見えない力が働くゼロ磁場ポイント。
中央構造線上に位置するこの峠は目に見えない気のスポット。
ここに訪れて病気や慢性の痛みなどが治ったという体験談も数知れず
因みに、写真並んでいるのは水くみ場、気をふくんだ波動水でしょうね。

特にこの木にはもの凄い「気」が出ているらしい。
存分に気を体にため込んで今日は思いっきりリフレッシュ!
さあまた明日から頑張ろう。

2009年9月30日水曜日

越後妻有 大地の芸術祭2009

今回は東北旅行を優先したので大地の芸術祭は断念しようと思っていたのだけど、上手く回れば行けないことも無いなと思いルートを綿密に計画して日帰り決行!!
このイベントは主に3年に一度、夏の期間だけ開催されその作品数は約350点
なのでとても1日なんかで回れるもんじゃない、じっくり見て回るとしたら一週間以上は必要だろう。
美術館のように作品が次から次へときれいに並んでいる訳でもなく
これはあくまで大地の芸術祭!なので自分の足で新潟の大地を駆けめぐり、不安になるような細い道や時には迷ったりしながら楽しむのがこのイベントの醍醐味だと思う。
用意されていながらも隠されているかのような静かな山奥にチラッと作品が見えたときの感動はここでしか味わえない。
2000年から始まったこの芸術祭、僕が初めて行ったのは2003 2006 そして去年「光の館」に泊まりに行ったので今回で4度目、さすがに広さや大体の時間配分は解るので計画通り回ることが出来た。
今回のメインになっている大きな作品を中心に約20作品を見て回った。
まずは通過地点にあったこの作品、夏の十日町の町中に雪が・・
この中に入って見る景色が何ともかわいい。
今回見て回った作品の中で一番好きだった。
新潟のこの辺りの地域は過疎化が進み空家や廃校が沢山あり、その跡地をアートとして蘇らすプロジェクトがいくつかあり以下の4作品もその一部
外観からは想像も出来ない中の世界、家の中いっぱいに張り巡らされた針金
そして目を凝らすとその中心には作家自身の体が浮かび上がる・・・
特異点とは宇宙の起源を意味するそう
この作品は2006年の時に凄く好きだった作品で今回も見に行ってきた。
廃校になった小学校でアプローチは体育館から入り校舎の三階まで続く
途中外部からの明かりは一切なく揺れる電球、心臓の音、そこには過去に子供達がいた笑顔など想像できない。
人間の不在を意味するこの作品、まるで廃校が命を取り留めているような気がした。
空家を埋め尽くす黒い毛糸、この糸が蜘蛛の巣のようで家の歴史を更にタイムスリップ
どこか懐かしいこの家・この村の記憶が蘇る。
この毛糸を張り巡らす途方もない作業の中に、作家と村の人達の想いが繋がる
この作品もとてつもなく山奥にある集落の空家、雪が降ったらどうやって生活して居るんだろうって思うような所・・
日本の空家から想像も出来ない異質な空間だった。

こうやって作家と村の人達、その土地とが繋がってアートを展開している事って容易では無いことだろう。
何処との繋がりを無視しても良い物は生まれないだろうし、それが一つになったとき素晴らしい作品になりまた時間をおうごとにその土地に馴染んでいくんだろうな。
例に過去の作品を見たときに始め見たときの違和感から馴染みに変わっている物も多い
これは単に自分の目が慣れたからという訳ではないのだろう。
大地の芸術祭、改めて良いイベントだな。
今回も強行ながら見に行くことが出来て本当に良かった。

2009年9月16日水曜日

東北 4

4日目はまず、あの「おくりびと」の舞台になったNKエージェントへ
本当は鳥海山を登る予定だったけど、天気がいまいちなので変更。

映画の舞台になった酒田、古くて良い感じの町並み。
そうそう。ここは事務所!今でも映画のシーンが浮かぶな〜。
松・竹・梅の棺
最上川を上り、銀山温泉へ向かう途中の景色。
外国を思わせる風車に肩の力が抜ける。
ドーナツ雲みっけ!!
みずみずしいスイカ。
畑見学までさせてくれた元気なおばちゃん達ありがとう。
銀山温泉の町並み。
凄い豪華な木造建築。
山形の板そば。
大好物のそばに大満足
極太麺に歴代そばNo,1のコシ。
食後は運動、あの松尾芭蕉が詩を読んだ「山寺」へ

絶景!!しかし凄い階段だったな・・
ずっと見ていたくなるような景色
いよいよ明日で旅も終わりか〜
ちょっとセンチメンタル。
5日目は仙台メディアテークへ
この蛍光灯の配置が面白い。
あっという間の5日間。あの広すぎる東北をかなりの駆け足でまわった。
山の天気があまりだったので、登山は出来なかったがアート・祭り・温泉・自然・食!この時期の東北に行けて本当に良かった。


2009年9月1日火曜日

東北 3

花巻温泉で癒されて、今日はまず八幡平
標高1600メートルの湿原へ。

しかし昨日と打って変わって天気は微妙〜

約1時間半ほどのトレッキング。

こんな小さな池が沢山あった。
中でもかわいいのがこの池
しとしと雨が降ってたので、駆け足で帰路を急いだがあっという間に激しい雨
こんな時にかぎって軽装備、雨具など無い。何とか近くの小屋に避難 助かった
小屋からの写真。小雨を狙ってダッシュ!山をなめるとこうなるよッて事ね。

八幡平を秋田県側に下って、乳頭温泉。
途中不安になるようなガタガタ道を越えて到着。
まぁアブの多いこと・・・裸で隙だらけの入浴者をアブは容赦なく襲う!!
仕方なく温泉に潜る人、走って裸で逃げ回る人 
人事じゃないけどこの笑える光景。 
常に癒しと恐怖が隣り合わせの東北の温泉。
そして男だらけの混浴風呂。笑


深さ日本一「田沢湖」
夜は秋田の竿燈祭り。
ミスドより、ポンデライオン竿燈!!
おでこで竿燈を操るおじさん。これ5〜60㎏有るらしい・・

揺れる稲穂、その数約200。
それぞれ優勝を目指して個性をアピール
右上の竿燈は6〜7本刺さっている、良くこれでキープできてるな・・
しかし上には上が、更に凄いのもあった。
ちびっ子も参加。こうやって上手くなっていくんだな。
よぉ〜っ!!男前〜!!
自然も良いけど、人が作る祭りの活気も良いな。