アルバム作りました。
一週間の仕事が終わり、家に着きすぐに1時間の急速仮眠
いつもの如くクレイジーなスケジュール・・
AM4:00 長野県の沢渡駐車場到着
いつもお願いしているアルピコタクシーのN氏にトンネルまで送ってもらう。
普段バスで通過してしまう釜トンネルをライトをつけて歩く
そして、出口に近づくにつれ寒さも増し気合いが入る
トンネルを抜けてライトを消してみた、すると空一面にびっしりと光る星・・
何となく懐かしい感じ、久々にだなーこんな星見るの。
山に来れば夏でなくたって天の川は見れるし、流星群じゃなくても流れ星はたくさん見れる。
でもこれって日常では想像も出来ない光景なんだろうな
ライトをつけるのが勿体なく、しばらく星の明かりでウォーキング。
とは言っても気温は−15℃ そして川沿いに行けば−18℃にもなる。
今日はよく冷えている!それにこの星空、条件は完璧だ。
大正池付近に到着、そっとライトをつけてみると、水面から立ち上る水蒸気は一瞬にして細氷となり周囲の樹木に今まさに霧氷の花を咲かせている所だった。
そしてこの細氷は光に当たるとダイヤモンドダストとして輝く
日が昇るまでまだ少し時間がある、少し写真でもと思いカメラを出してみたが、あまりの寒さにカメラが動かない・・
そうこうしている間に手が冷えきって動かない
寒すぎる!!
夢のような美しい世界と、寒さというリスクに直面した。
初めてではないのに、いつもここに来ないと思い出せない寒さ・・
体の中でカメラを暖めて日が昇るのを待った。
カメラは嫌々ながらシャッターを何とか切らせてくれた
目的の田代池へ到着、ここでも待つこと1時間
夢のような時間、この一瞬を求め−18℃のなか寒さも辛さも顧みずまた来年もくる事だろう。
待ちわびた朝日が一本の木に降り注いぎ、ひとときのドラマが始まる
眩しすぎる太陽の光、周囲にはダイヤモンドダストが輝き
これ以上ないロケーション、夢のようだ。
しかし今度はカメラのオートフォーカスが動かない
手もまた動かない・・
それでもなんとか夢中でシャッターを切った。
徐々に光は全体を照らし冷え切った体に少しずつ感覚が戻り始めた
そして数分後、風は一瞬にして霧氷をさらっていった。
自分は後どれだけこの感動に巡り会えるだろうか?
まるで宝探し、もっともっと素晴らし景色に出会いたい。
そして今日ここに来れた事に感謝です。