2008年10月23日木曜日

双六岳〜笠ヶ岳 縦走登山

今年最後のアルプス登山、前日の土曜日に親友の結婚式があり、行けるかどうかはその時の気分次第。
一応お酒の量は控えつつも、披露宴・2次会ともなるとついつい飲んでしまっていた・・
気付けば12時、そろそろ帰らないと・・
急いで帰り、数時間の仮眠をとる。
5:00 少し頭がぼーっとしたまま家を出た。
8:30 道は順調に走り予定通り到着

登山にしては少し遅めの出発だけど今日は天気も良いので問題ないだろう。
8:50 出発 朝のひんやり冷たい空気のおかげで意外と頭はすっきり、そんなに疲れも感じないのは僕がおかしいのか?

遅め出発なので急ぎ目で歩きたいのだが紅葉が素晴らしく前に進ませてくれない、まっ良いや。
天気も良いしゆっくり歩こう。
今回のコースは基本は2泊3日コース、これを1泊2日で行くとこうなる。
標準タイムで、1日目 9時間20分 2日目 11時間30分 とかなりハード。
実際は、   1日目 7時間40分 2日目  8時間30分 だった。

新穂高温泉→わさび平→イタドリヶ原→鏡平→弓折岳分岐→双六山荘→
8:50   10:00  11:30   12:30   13:30    14:20    
双六岳→双六山荘
15:30  16:30

双六山荘→弓折岳分岐→抜戸岳→笠ヶ岳→抜戸岳→杓子平→笠新道分岐→
5:00   6:00  9:00  9:50  10:50 11:30  13:00   
新穂高温泉
13:30

まずは紅葉を見ながらの〜んびりと、写真をパチパチ撮りながら歩く。
もう山の麓まで紅葉は降りてきている。
鏡平到着!!槍ヶ岳〜大キレットを越え、奥穂高まで。
こんなにじっくり北アルプスを眺められたのもこれが初めて、感無量・・・
マジで格好良い!!ってしばらくは、そればっかり言っていた。
他の登山者も天気が良いのでここでお昼寝。
最後尾だった僕たちもここで追いついたようだ。
結局小屋に着いたのは1番乗り!
とは言っても、この時期殆どの小屋が小屋閉めで、ここ双六山荘も明日で終わり。
お客も僕たちを入れても6人、なんて静かな山小屋・・・
双六山荘は部屋も布団もキレイでオマケに部屋も貸し切り、最高だった。
来年こそは大キレット、ジャンダルム待ってろよー!!
必ず制覇してやるからな。
しかしこの荒々しい感じが男性的で格好良いー!!
まだ夜が明ける前、気温はマイナス5℃

昨日買ったコンビニのおにぎりと、コーンスープで簡単に朝食をすませる。
フリースの上にダウン、レインウェアー、とにかくありったけの服を着てヘッドランプをつけ暗がりの中へと出発した。
この日が昇る前の光の色が何とも幻想的だった。
山はもう冬仕度を始めている、吐く息は白く、昨日見た池も一面凍り付いていた。
夜の間に霜は10センチも伸び、足でなぞるとこの通り。
写真は一部だけどこれが一面なので凄い。
山が魅せてくれる色々な表情、これが山の魅力。
季節・気温・天気、いろんな条件の中で同じ物は二度と無い、その瞬間を大切にしたい。
光が穂高連峰を透して柔らかいベールのような光へと。
笠ヶ岳に向かう途中に雷鳥発見、誰一人いなかった笠ヶ岳の道で雷鳥親子5羽がのんびりと散歩。
行きも帰りも向かえてくれた。
まんまるで、冬に向けて羽根は白く生え替わりつつあり、足はレッグウォーマーみたいにふかふかで気持ちよさそうだ。
笠ヶ岳山頂!!2897メートル 百名山
この百名山を思いっきり独り占め!!
こんな大きな山に僕一人、淋しいようなでもやっぱり嬉しい!!
ここから帰りは一気に飛ばすが足はガクガク・・・
1:40分に新穂高温泉到着。
今年最後に相応しい、文句一つ無い最高の山行になりました。
ほんっとうに感謝感謝です。 

2 件のコメント:

Justin さんのコメント...

うーんgreat!!
カメラも喜んでいる感じがします。

drawing life さんのコメント...

ほんとGreatでした。
最高の天気に恵まれましたよ。