2011年8月22日月曜日

小さな「力」

少し前の話になりますが宮城県の石巻市と女川町へ行ってきました。

3.11以来、何かしたいという想いばかりで具体的には少しばかりの義援金活動位で後は見守るだけ
5ヶ月がたち少しメディアから遠のいてきた今、東北は・・

そんななか長浜のとあるショップのオーナーが東北、被災地のお客様へ個人的に支援を続けているとの事を聞き、その方を通じて僕たちも何かできないかと伺ったところ、需要はあるとの返事。
行ってみよう!オーナーの声で-ISMとして3人が行くことに
美容師3人、ヨガインストラクターとちびっこの5人ができる力とは?
何より行って・見て・聞いて・肌で感じてみないと解らない気がした
月火の二連休を使い日曜の晩から1泊4日という強行スケジュールで東北へ向かった

石巻に入り町中を走っていてもかなり復興してきているのか、町は至って普通に生活が営まれているように思えた・・
しかし海岸沿いにでると景色は一変、建物はなく続く瓦礫の山
言葉にいならない・・・
女川で18メートルの津波、僕たちが向かった高台にある女川病院の1階まで浸水したようで、町には一部のコンクーリートの建物の側だけ残して後は何もない

ため息ばかりが続く・・

自分たちが落ちていてはいけない、解ってはいるけれど・・

時間は流れている、僕らが止まっているだけで

そこにはすべてを受け入れて懸命に働く人々の姿があった

僕たちは髪を切ることで人と繋がり会話の中で多くのことを感じ、学ばせていただき
そして命の儚さと人間の真の強さを感じました

カットやヨガを通し元気をもらい元気を与えられたこと、笑顔をもらえたこと
小さな活動だけど喜んでもらえた人がいたこと
そして自分たちにとって大きな経験と、次に生かせる力になりました。


人と人との繋がりで広がるネットワーク
その出会いに感謝です
今回いろいろお世話になりましたHuckleBerryの吉田さん
ありがとうございました
まだまだ何年も続く事、少しの力でも忘れずに続けたい



台風の迫る帰路にて

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