33.雪渓寺 34.種間寺 35.清滝寺 36.青龍寺 37.岩本寺 走行距離 90キロ
結局2時間ほどしか寝られず、6時前に起きる。
外の井戸水で顔を洗い支度をしていると、石川さんが来た。
先に行ってるよって言い残し行ってしまった。
睡眠不足のせいか頭がぼーっとする・・・
お経を読んで納経をしてもらい、お寺の方にしっかりお礼を言って出発!
今日こそは天気が崩れそうだ、どこまでもつかな〜天気、いや体力。
パラついてた雨もやみ、種間寺・そして清滝寺へ。
ここもなかなかの急勾配だ、途中石川さんに追いつき、9:00前に清滝寺到着。
自転車が一台止まっている、自転車遍路さんかな?
すると遠くから「おーい、こんにちは〜君も自転車で回ってるの?」写真撮ろうよーって、メチャメチャフレンドリーな感じで話しかけて来てくれた。
見た目は怖そうな感じだが話すととても優しいおじさん(八神さん)
一度は歩きで回り、今回は自転車で回っているらしい。
なのでお遍路についても詳しく、どこどこの通夜堂はでるよっとか、へんOつ屋っていう宿の親父は本当に偏屈だから辞めた方が良いよとか、ここは飯が美味くて最高だよっ!とか、色々教えてもらった。
この後石川さんと青龍寺・岩本寺と一緒に行く事に。
青龍寺から岩本寺までの約60キロ これがまた長い・・
途中の七子峠、これが気の遠くなるような坂道で自転車を押して歩きたいのだが、何故か自分の中で降りる=負け、みたいな法則が出来ていて、降りて良い坂道とそうでない坂道(角度の問題だが)があった。
でこの七子峠は頑張ればこげない事はないという、僕にとっては降りてはいけないギリギリの坂道なのだ。
相当登って恐らく峠の上に立ったかなって所で休憩して、後は一気に下りだと期待していると。
嫌な予感が、木と木の隙間から見てはいけないな光景が見えてしまった・・
遙か1キロ以上も先に永遠と続く上り坂
すると看板が出てきて、七子峠4キロ・・・・一気に疲れが増した。
この後何度となく出てくる「この先登板車線」の標識・・・
オマケに雨も降ってきた、挙げ句の果てにはパンク・・・
これも試練か、でもちょっと厳しすぎじゃないですか?空海さん。
なんて呟きながら、雨はどんどん強くなって行くので先を急ぐ。
なんて呟きながら、雨はどんどん強くなって行くので先を急ぐ。
岩本寺までもう少しの所ではまるでバケツをひっくり返したかのような雨、前は見えない。
消防署で雨宿りして4:00前に岩本寺に到着!
次の金剛福寺までは90キロとお遍路の中では最も長い区間になるので少しでも先に近づきたかったが雨が凄く睡眠不足のせいで疲れもピーク。
今日はこの岩本寺の宿坊で泊まらせて頂くことに。
しばらくすると、天野さん・八神さんもこの宿坊に泊まるらしくやってきた。
何なんだこの自転車野郎の集まりは・・まるで呼び寄せたように集まった。不思議だ。
この後4人でお酒を飲み、遍路話で盛り上がった。
ちなみに八神さんは七子峠の話しで、僕なんか諦めて2時間みっちし歩いたよwなんて言ってた。
僕以外はOver 60 teen!!僕を含めても平均年齢56才・・・
みんな元気すぎるよ、僕もこうやって年をとりたいなと思った。
今日は石川氏ずくめの一日だった、なかなか切れ無い縁だな。w
一緒に飯を食い、同じ部屋で寝て、安くなるから一緒に洗濯をして・・・
朝になって乾燥機から出しておいてくれたのはありがたいのだが、明らかに僕のじゃない白のブリーフが混ざっている、しかも僕のスパッツがない?
僕 あの、僕のスパッツ見なかったですか?
石 えっ?もしかして・・・
僕 それだよ!まさにあんたがはいてるそれ!僕のだよ!
石 はははっごめん、直履きじゃなくって良かったね。
僕 良くないよ!それとこの白いの僕のじゃないですよ。
石 あっ僕のだww
朝から楽しませて貰った・・・
2 件のコメント:
其の五は、ザ・男祭りじゃないですか!
ナイスミドルに囲まれて、楽しい夜を過ごされたんですね。
drawing-life氏と石川氏って、なんとなくホームズとワトソンみたい。
なんとなく。
いい相方です。
なるほど、シャーロックホームズですか。
良いですね〜。
石川氏は祖父とも言える年の差ですが、頼れる兄貴みたいな感じも有りました。w
夜はなかなか熱いトークが繰り広げられ、3人の大先輩に人生のあれこれを学びました。
これもまた、土砂降りの雨のおかげかもしれませんね。
雨にも感謝です。。
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