先週の連休を利用し、またETCの休日割引を使い犬島・四国へ出かけた。
犬島は、岡山の宝伝港からフェリーで5分の瀬戸内海に浮かぶ島。
Benesse Art Site Naoshimaの新しい試み。
犬島全体で展開を予定している、アートプロジェクトの第一弾「精錬所」へ!
宝伝港はかなり素朴で、辿り着くまでにもこの道で大丈夫か?と思うほど解りにくく、安心して辿り着けるほどの標識がない。港自体が漁を終えて片付けをされてる方が一人居たくらいで静まりかえっているし、トイレすらない・・これもねらい?
フェリーで5分ほど、犬島到着!
この「精錬所」は予約制の見学ツアーのみで参加する事ができる。元々、銅精錬所で栄えた犬島は、銅の価格暴落により10年で廃墟となってしまった。
それから80年以上経った今、元の形をそれ程変える事なくその土地の素材や風土を生かし、Artとして再生した。
廃墟マニアにも人気が高い犬島、確かに素晴らしい!
これは作品ではないが、このいつ倒れてきてもおかしくない煙突の絶妙なバランス!
発電所、今や壁の一部しかないがその昔ここの明かりが島のシンボルともなっていたそう。あの、維新派の舞台も犬島であったそうだが、ここであったのかな?
鉄など様々成分なが含まれているため普通の煉瓦より遙かに重く、成分の違いで色も変わると言う独特な物。
そして三島由紀夫をモチーフに現代に問いかける・・
犬島、第一弾としては僕の期待以上で建築としてもアートとしてもとても奥が深く、沢山の事が肌で感じられる素敵な場所だった。
これからこの島がどのように、変わっていくかが楽しみ。
この精錬所のアートには触れていないが、知識を入れず、何も知らずに行った方が楽しめるでしょう。
三島World全開!! マトリックス!!
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